特集 気管支喘息・COPD診療に強くなる
気管支喘息・COPDの慢性期コントロール
気管支喘息の慢性期治療
横山 彰仁
1
1高知大学医学部附属病院血液・呼吸器内科
pp.98-100
発行日 2018年1月10日
Published Date 2018/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225297
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Point
◎気管支喘息の慢性期治療の基本薬は吸入ステロイド薬(ICS)である.
◎近年はICSと長時間作用性β2刺激薬(LABA)の合剤が使われることが多い.
◎コントロール状態に基づいて治療薬の量や種類・組み合わせ(治療ステップ)を増減する.
◎長時間作用性抗コリン薬のソフトミスト製剤は,LABAの代替えあるいは追加薬として使用できる.
◎一般医では吸入薬の選択や吸入指導を個別に行い,アドヒアランスを向上させることが重要である.
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