特集 骨関節内科
骨関節内科 実践編
整形外科的アプローチ
【部位別】
腰
喜瀬 高庸
1
,
増田 和浩
2
1東京都立多摩総合医療センター リウマチ膠原病科
2東京都立多摩総合医療センター 整形外科
pp.2158-2166
発行日 2017年12月10日
Published Date 2017/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225238
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Point
◎腰痛(LBP)は日常診療で非常に多く遭遇する主訴であるが,診断に至らないことが多い.
◎1〜3カ月で軽快・改善するが,約7割が1年以内に再発する.
◎LBPの評価では,まずred flagを除外する.その他の非特異的腰痛では画像検査は不要で,保存的支持療法で十分である.
◎再発時や慢性化する場合では,リスク因子を把握したうえで患者教育や生活指導をし,運動療法(腰痛体操など)の導入を検討して,生活のサポートをする.
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