特集 皮膚疾患が治らない!—皮膚科医が教える“次の一手”
総論
皮膚疾患と紛らわしい内科疾患の皮膚症状
山本 俊幸
1
1福島県立医科大学医学部皮膚科学講座
pp.1382-1386
発行日 2017年8月10日
Published Date 2017/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225050
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
◎内科疾患に伴う皮膚症状には特異疹と非特異疹とがあり,頻度の稀なものまで含めると,本稿で取り上げるものよりさらに多い.
◎すでに診断がついている患者に見られる皮膚症状もあれば,皮膚症状から内科疾患が初めて見つかる場合も少なからずある.
◎患者の主訴とは異なる皮膚症状から,その背景にある内科疾患を見つけられる場合もあり,身体所見を取る際には詳細な皮膚の観察が必要である.
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.