Japanese
English
今月の主題 早期胃癌と紛らわしい病変
座談会
早期胃癌と紛らわしい病変
Symposium―Lesions Simulating Early Gastric Cancer
春日井 達造
1
,
五ノ井 哲朗
2
,
東海林 啓五
3
,
杉浦 陽太郎
4
,
竹添 和英
5
,
山崎 信
6
,
城所 仂
5
,
佐野 量造
7
Tsutomu Kidokoro
5
,
Ryozo Sano
7
1愛知県がんセンター内科
2福鳥医大第2内科
3山形県立成人病センター
4岐阜大第1内科
5東大分院外科
6福井県立病院外科
7国立がんセンター病理部
pp.322-334
発行日 1971年3月25日
Published Date 1971/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403111512
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X線,内視鏡による診断能の向上,さらに生検・細胞診の普及により,早期胃癌の診断学は目覚しい進歩の跡をみせているが,他方,早期胃癌と鑑別困難な病変に遭遇することも多々あることは現状では否めない.
X線,内視鏡を中心に,紛らわしい隆起性,陥凹性の病変のそれぞれにつき,鑑別診断の手がかりを豊富な経験からお話し願った.この診断の克服が,ひいてはⅡbの術前診断学の確立へと向かうことは臨床家の一致した意見であり,また今後の大きな課題でもある.
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