特集 がん診療—内科医が知りたい30のエッセンス
内科医が知りたい主ながん種の知識─診断から治療まで
【消化器がん】
早期大腸がんの診断・治療について教えてください
堀江 良樹
1
1聖マリアンナ医科大学臨床腫瘍学教室
pp.1218-1222
発行日 2017年7月10日
Published Date 2017/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225010
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Point
◎診断能の進歩により,早期大腸がんの検出ができるようになった.
◎内視鏡下治療の適応は,リンパ節転移の可能性が低く,一括切除可能な大きさと部位にある場合である.
◎手術療法では,原発巣の壁深達度予測に応じてリンパ節郭清範囲を選択する.
◎StageⅢ大腸がんの治癒切除後には,プラチナ製剤併用の術後補助化学療法を6カ月間実施する.
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