特集 がん診療—内科医が知りたい30のエッセンス
内科医が知りたい主ながん種の知識─診断から治療まで
【消化器がん】
進行大腸がんの診断・治療について教えてください
杉山 圭司
1,2
,
成田 有季哉
1
,
室 圭
1
1愛知県がんセンター中央病院薬物療法部
2現:国立病院機構名古屋医療センター臨床腫瘍科
pp.1224-1229
発行日 2017年7月10日
Published Date 2017/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225012
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Point
◎進行大腸がんは,積極的な化学療法と外科手術による集学的治療が重要である.
◎化学療法の進歩に伴い,遠隔転移を有する大腸がんの生存期間中央値は30カ月を超えた.
◎Key drugと分子標的薬の併用療法を理解し,症例に応じたレジメン選択が重要である.
◎治療レジメンの選択や予後予測において,遺伝子検査が必須となっている.
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