特集 おさらい腎疾患—明日から役立つアプローチの基本
尿細管間質疾患
尿細管間質障害
坂本 尚登
1
1北里大学大学院医療系研究科腎臓内科学
pp.287-291
発行日 2017年2月10日
Published Date 2017/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224605
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Point
◎尿細管間質性疾患は特異的な自覚症状や検尿所見に乏しい点に留意する.
◎原因不明の腎機能低下,水・電解質バランスの異常や酸・塩基平衡障害を認めたら,尿細管間質性疾患の鑑別診断を行う.
◎糸球体腎炎による腎機能障害を抑制するには,尿細管・間質病変に対処する.
◎腎生検による病理組織所見は,急性および慢性尿細管間質性腎炎の確定診断に役立つ.
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