今月の主題 腎・尿路疾患―一般診療から専門診療へ
腎・尿路疾患の診断と治療
【疾患各論】
尿細管間質性腎炎
伊藤 恭彦
1
,
湯澤 由紀夫
1
,
松尾 清一
1
1名古屋大学医学部腎臓内科
pp.440-442
発行日 2006年3月10日
Published Date 2006/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100550
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ポイント
・薬剤性によるものが最も多いので問診が重要となる.3徴は有名であるが頻度は少ない.
・非乏尿性急性腎不全でしばしば発見されるので,他の急性腎不全との鑑別が必要となる.
・薬剤性間質性腎炎が疑われればまず休薬(経過観察)し,必要があればステロイド薬の使用を考慮する.
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