特集 肺炎への最新アプローチ—ジェネラリストの立場とスペシャリストの視点から
診断─肺炎をどう診断するか,どう判断するか?:病態の把握と重症度評価
市中肺炎,院内肺炎,医療・介護関連肺炎
比嘉 太
1
1国立病院機構沖縄病院呼吸器内科
pp.16-19
発行日 2017年1月10日
Published Date 2017/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224539
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Point
◎肺炎は発症する場所によって市中肺炎,院内肺炎,医療・介護関連肺炎に大別され,患者の臨床背景,病態,疫学が異なる.
◎患者のバイタルサインおよび肺炎の重症度を評価する指標であるPSIやA-DROPなどを参考として,予後予測および治療方針の決定を行う.
◎肺炎の起炎微生物を特定することが抗菌薬の適正使用に重要である.
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