特集 内分泌疾患を診きわめる
副甲状腺疾患
ホルモン過剰症
原発性副甲状腺機能亢進症
福本 誠二
1
1徳島大学先端酵素学研究所藤井節郎記念医科学センター
pp.2184-2186
発行日 2016年12月10日
Published Date 2016/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224512
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ポイント
●原発性副甲状腺機能亢進症は,過剰なPTH作用による高Ca血症が主に問題となる疾患である.
●大部分の本症患者は,高Ca血症と高PTH血症により診断される.
●本症治療の第一選択は手術である.手術不能例などに対しては,Ca感知受容体作動薬が使用可能となった.
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