特集 主治医として診る高血圧診療
Overview
疫学からみた高血圧の現状
伊藤 隆洋
1
,
藤吉 朗
1
,
三浦 克之
1
1滋賀医科大学社会医学講座公衆衛生学部門
pp.1704-1707
発行日 2016年10月10日
Published Date 2016/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224394
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
●高血圧は日本人の死因において最も重要な危険因子であるが,有病率はいまだに高く,治療も十分でない.
●これまでの疫学調査で,年齢に関係なく血圧が低いほど循環器疾患に罹患しにくいことがわかっている.
●生活習慣(食塩摂取量,体重,食生活,飲酒,身体活動)の改善は,高血圧の予防と管理において重要な役割を果たす.
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.