特集 内科救急サバイバルブック—院内救急&地域でのマネジメント
症候別 内科救急マネジメント
けいれん
大阿久 達郎
1
1京丹後市立久美浜病院内科
pp.798-801
発行日 2016年5月10日
Published Date 2016/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224166
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
●けいれんをみたら,まずは気道(A)・呼吸(B)・循環(C)の評価を行う.
●「けいれん=てんかん」ではない.予後の悪い急性症候性発作でないかを検討する.
●原因検索と同時に,抗けいれん薬による治療を迅速に行う.投与量に制限のある薬剤が多いので注意が必要である.
●予防の必要な症例かを検討し,さらに部分発作なのか全般発作なのかを鑑別したうえで薬剤を決定する.
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.