増刊号 内科診断の道しるべ—その症候、どう診る どう考える
神経・精神
筋緊張異常
小島 重幸
1
1松戸市立病院神経内科
pp.414-418
発行日 2016年4月1日
Published Date 2016/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224099
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□静止時の筋緊張異常は亢進か,減退(低下)か.
□静止時の筋緊張亢進は痙縮(spasticity)か,筋強剛(rigidity)か.
□痙縮または筋強剛は片側性か,両側性か(左右差の有無),両下肢か.
□上位運動ニューロン徴候(運動麻痺,腱反射の亢進,Babinski徴候)の有無,下位運動ニューロン徴候(腱反射の減弱・消失,筋萎縮,線維束性収縮など)の有無,錐体外路徴候(静止時振戦,動作緩慢,姿勢反射障害)の有無.
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