連載 異常所見を探せ! 救急CT読影講座・13
“間質”を克服しよう
石田 尚利
1
1東京都教職員互助会 三楽病院 放射線科
pp.1,173-179
発行日 2016年1月10日
Published Date 2016/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223881
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80代の男性.受診前日より労作時呼吸苦や喘鳴を認め,自宅で様子をみていた.しかし,受診当日の夕方に動けなくなり,救急外来を受診.問診にて以前にも同様の症状で他院入院歴のあることが判明.血圧166/97mmHg,脈拍88/分,SpO2 91%(室内気),体温37.0℃.胸部単純X線写真で肺野異常陰影を認めたため,さらなる精査にて胸部単純CTを施行.
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