特集 自信がもてる頭痛診療
なんといっても頻度の高い一次性頭痛を診る
【片頭痛】
片頭痛予防薬の使い方最前線—最新の頭痛予防治療のノウハウは?
立岡 良久
1
1立岡神経内科
pp.1302-1304
発行日 2015年7月10日
Published Date 2015/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223603
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ポイント
●予防療法の適応となるのは,頭痛発作の頻度が高い場合,低頻度でも重症度が高い場合,急性期治療薬の効果が不十分か有害事象や禁忌で使用できない場合である.
●頻用される薬剤は,塩酸ロメリジン,アミトリプチリン,プロプラノロール,バルプロ酸である.
●いずれの薬剤も少量より開始し,有害事象がないことを確認しながら効果発現まで増量する.
●いずれの予防薬も効果発現に2〜3カ月を要する.
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