特集 自信がもてる頭痛診療
まずは見逃してはならない危険な二次性頭痛を診る
中枢神経感染症による頭痛を見逃さないためには?
山﨑 薫
1
,
菱田 良平
1
1東京医科大学茨城医療センター神経内科
pp.1272-1275
発行日 2015年7月10日
Published Date 2015/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223595
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ポイント
●発熱や炎症所見を伴う頭痛は,必ず髄膜炎を念頭に置く.
●炎症所見を伴う持続性の中等度以上の頭痛で,体動による増悪あるいはJolt accentuation陽性例は髄膜炎を疑う.
●髄膜炎の可能性が少しでも疑われたら,直ちに腰椎穿刺を実施する必要がある.
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