特集 心不全クロニクル—患者の人生に寄り添いながら診る
チーム医療の必要性
【多職種合同チーム医療の実践】
地域連携と心不全パス—地域で診る意義と実践
北川 知郎
1,2
,
木原 康樹
1,2
1広島大学大学院医歯薬保健学研究科循環器内科学
2広島大学病院心不全センター
pp.1170-1173
発行日 2015年6月10日
Published Date 2015/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223572
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ポイント
●広島県では,心不全患者のQOL改善と増悪予防を目指す事業に地域を挙げて取り組んでいる.
●多職種によるチーム医療が,心不全患者の入院回数,在院日数の減少に繋がりつつある.
●患者携帯型連携パス手帳は,心不全地域連携サポートの重要なツールである.
●地域を巻き込んだ包括的チーム医療は,いま求められる慢性心不全の診療コンセプトと考えられる.
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