特集 心不全クロニクル—患者の人生に寄り添いながら診る
終末期医療
【末期の苦痛と不安を取り除く】
末期心不全の治療ゴールをどう考えるか
麻野井 英次
1
1射水市民病院
pp.1154-1157
発行日 2015年6月10日
Published Date 2015/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223567
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ポイント
●心不全患者の終末期の判断は難しい.
●患者の利益を優先し,どれだけ快適に過ごせるかを目的にケアする.
●患者の自己決定権の尊重と医学的・倫理的妥当性が大切である.
●心不全クリニックの普及と心不全連携パスにより,外来・在宅管理を推進する.
●多職種心不全チームによる遠隔在宅管理により,在宅重症心不全患者の精神的支援とセルフケアの改善をはかる.
●最新のICT遠隔モニタリング・システムを用いることにより,心不全の悪化兆候を早期に発見できる.
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