特集 がんを診る
一般内科医が知っておくべきがん薬物療法のマネジメント
ハイリスクがん患者への化学療法
陶山 浩一
1
1虎の門病院臨床腫瘍科
pp.530-535
発行日 2015年3月10日
Published Date 2015/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223167
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ポイント
●がん患者のなかには,合併症などさまざまな問題を有する「ハイリスクがん患者」が存在する.
●ハイリスクがん患者に対する化学療法は頼るべきエビデンスに乏しい.
●ハイリスクがん患者であっても化学療法を施行できる可能性はある.
●限られたエビデンスを駆使し,そのうえでリスクとベネフィットを勘案しつつ化学療法にあたる必要がある.
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