特集 ウイルス肝炎の薬物治療—変わりゆく治療戦略
ウイルス肝炎に対する代替・補助療法
抗癌剤や免疫抑制療法による肝炎ウイルス再活性化とその対策
楠本 茂
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科血液・腫瘍内科学
pp.336-340
発行日 2015年2月10日
Published Date 2015/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223120
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ポイント
●抗癌剤・免疫抑制療法前に,B型肝炎ウイルス(HBV)再活性化のリスク評価を行う.
●ガイドラインに従い,リスクに応じたHBV再活性化対策を講じる.
●C型肝炎ウイルス再活性化による劇症肝炎は稀であるが,肝硬変,肝癌のフォローは必要である.
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