今月の主題 凝固・線溶系の臨床1989
トピックス
エンドセリン
井上 明宏
1
,
柳沢 正史
1
,
眞崎 知生
1
1筑波大学基礎医学系・薬理学
pp.2320-2321
発行日 1989年11月10日
Published Date 1989/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222923
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1988年に柳沢らにより見いだされたエンドセリン(endothelin,.以下;ETと略)1)は,血管平滑筋の収縮活性を指標にして,血管内皮細胞の培養上清より,同定,精製,構造決定されたペプチドである.現在では,ETは内皮細胞だけでなく,他の細胞でも産生され,かつその生理活性も血管平滑筋の収縮にとどまらず,多岐にわたっていることが知られるに至って,ますますこの物質に対する関心が高まっている.
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