増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集
免疫血清検査
89.CEA(carcinoembryonic antigen)
谷内 昭
1
,
有村 佳昭
2
1札幌医科大学・第1内科
2札幌医科大学
pp.1838-1840
発行日 1989年9月10日
Published Date 1989/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222778
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CEA(carcinoembryonic antigen)は糖を40〜60%含む分子量18〜20万の糖蛋白で,消化器癌を中心に広く腫瘍マーカーとして血清診断に応用されている.最近,CEAの遺伝子クローニングの成功により,その一次構造が判明し,Ig super-gene familyに属していると考えられ,複雑な糖鎖構造も解明されつつある.
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