増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集
血液検査
30.血小板数
溝口 秀昭
1
1東京女子医科大学・第1内科
pp.1700-1701
発行日 1989年9月10日
Published Date 1989/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222719
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●異常値を示す疾患
血小板数の異常は表1に示すような疾患あるいは状態で起こる.
血小板減少の起こる機序は大きく,①産生の低下,②破壊の亢進,③脾の貯留に分けられる.産生の低下は幹細胞の障害(再生不良性貧血,急性白血病など)と成熟障害(ビタミンB12あるいは葉酸欠乏,不応性貧血など)に分けられる.
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