今月の主題 輸液・栄養療法
栄養輸液の基本的ルール
処方原則
遠藤 昌夫
1
1慶応義塾大学医学部・外科学教室
pp.2790-2794
発行日 1988年12月10日
Published Date 1988/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222229
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一般的に輸液療法という場合には,主として循環血漿量の確保あるいは細胞外液の調整を目的として,水,電解質,膠質浸透圧物質などが投与される.それに対し,栄養輸液は十分な熱量とともに細胞内における必要物質を投与して,細胞内環境に対してまで直接の影響を与えようとするもので,その輸液組成の組み立てにはまた異なった考え方が必要になる.
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