今月の主題 リウマチとその周辺
病因と病態
免疫担当細胞とサイトカイン
宮坂 信之
1
1東京女子医科大学リウマチ痛風センター
pp.954-956
発行日 1988年6月10日
Published Date 1988/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221693
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免疫応答に関与する細胞,すなわち免疫担当細胞がその作用を発揮する方法は2つに大別される.1つは細胞どうしが直接接触し合う方法であり,もう1つは細胞が液性物質(サイトカイン)を産生し,この物質が近傍の細胞,臓器に作用する方法である.本稿ではサイトカインのリウマチにおける関与について触れながら,サイトカインの概略について述べてみたい.
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