今月の主題 今日の心不全診療
基礎疾患による治療法の選択
心臓弁膜症
玉井 淳
1
,
永田 正毅
1
1国立循環器病センター心臓内科
pp.656-658
発行日 1988年4月10日
Published Date 1988/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221631
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近年,リウマチ性の心臓弁膜症の発生頻度は低下傾向にある反面,診断技術の向上や高齢者の増加により非リウマチ性心臓弁膜症患者の増加がみられる.
心臓には大動脈弁,僧帽弁,肺動脈弁および三尖弁と4つの弁があるが,主にわれわれが日常診療で治療対象とするのは左心系の2弁,大動脈弁と僧帽弁である.
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