今月の主題 肝・胆・膵疾患の画像診断
editorial
肝・胆・膵疾患における画像診断の発展
平松 京一
1
1慶応義塾大学医学部・放射線診断部
pp.1142-1143
発行日 1987年7月10日
Published Date 1987/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221001
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上腹部臓器における画像診断は,臨床医の興味が最も多く集中する領域であるが,なかでも肝・胆・膵に関する画像診断はとくにその中心をなしているように思われてならない.今日のように実に多くのimaging modalityが開発されて,その進歩も著しい反面,この肝・胆・膵においては,いまだ未解決の問題点が数多く残されている.
しかし,このように未解決の問題が残され,各modalityに診断能の限界が依然として存在すればするほど,これらの限界に対するチャレンジが意欲的に行われるのは当然のことである.
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