今月の主題 炎症性腸疾患とその周辺—診断と治療
診断
線状潰瘍—典型的なX線像・内視鏡像
政 信太郎
1
,
牧 猛
2
,
肥後 公彦
3
,
風間 正美
4
1鹿児島大学医学部・第2内科
2鹿児島市小田原病院
3鹿児島市肥後医院
4名瀬市風間医院
pp.234-235
発行日 1987年2月10日
Published Date 1987/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220802
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線状潰瘍の証明は大腸の炎症性疾患の診断にあたり極めて重要である.その方向性や性状は疾患にとっては特有なこともあり,疾患診断の重要な手がかりとなることが多い.方向性は縦方向のものが多く,横方向がこれにつぎ,その他は稀である.
本稿では縦方向および横方向の線状潰瘍のX線像,内視鏡像を提示する.
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