臨時増刊特集 図解 診療基本手技
Ⅳ 診療手技
B 消化器検査法
60.胃透視法
細井 董三
1
1東京都がん検診センター・消化器科
pp.2420-2424
発行日 1986年12月15日
Published Date 1986/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220719
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胃の透視検査は,能率の向上とX線被曝の軽減の目的で,今日では一般にルチーン検査と精密検査に分けて行われている.
ルチーン検査の目的は,病変の拾いあげにある.多数の受検者の中から能率よく異常者を拾いあげるためには,表のような一定の検査手順に従って,一定時間内に検査をすませる必要がある.そのためには,診断は写真判定で行うようにし,従来のように透視に時間をかけすぎないことである.
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