グラフ 内科医のための骨・関節のX線診断
(5)内分泌・代謝疾患の骨病変
水野 富一
1
1聖路加国際病院・放射線科
pp.1034-1042
発行日 1986年6月10日
Published Date 1986/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220417
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1.末端肥大症,巨人症
脳下垂体前葉の好酸性腺腫や好酸性細胞の過形成により,成長ホルモンの過剰分泌が起こると,成長板の閉鎖前では巨人症,閉鎖後では末端肥大症となる.
巨人症では長期にわたる骨の急速な成長により,骨の長さと横径が増加し,身長が異常に高くなる.骨の成熟は正常か遅延する.
Copyright © 1986, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.