今月の主題 水電解質と酸塩基平衡
酸塩基平衡の基礎と臨床—最近の話題
代謝性アルカローシスの病態生理
小椋 陽介
1
1東京慈恵会医科大学医学部・第2内科
pp.802-805
発行日 1986年5月10日
Published Date 1986/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220346
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定義
代謝性の一次的因子によって血漿HCO3-濃度([HCO3-]p)が増加し,二次的代償性反応が加わらなければ血漿H+濃度が減少(血液pHの上昇)を招くような病的過程(酸塩基平衡障害)を代謝性アルカローシスという.
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