今月の主題 不整脈診療の実際
各種領域における不整脈診療の特殊性
小児における不整脈診療の特殊性
新村 一郎
1
1横浜市立大学医学部・小児科
pp.84-85
発行日 1986年1月10日
Published Date 1986/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220184
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成人と異なって小児の心拍数は高く,これがすべての不整脈に抑制的に作用している.
小児不整脈の特徴として,①成人と比較して器質的心疾患を基盤とした不整脈は少ない,②頻拍不整脈の発生率は徐拍不整脈より高い,③先天性心疾患の開心術後不整脈,④虚血性病変を有する川崎病不整脈,などがあげられる.
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