今月の主題 白血病—最新の知見と治療の進歩
化学療法
慢性骨髄性白血病(急性転化を含む)の化学療法
喜多嶋 康一
1
1岡山大学医療短大部設置準備調査室
pp.1594-1595
発行日 1985年9月10日
Published Date 1985/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402219926
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慢性期の化学療法
1)Ph1陽性細胞の量的制御による化学療法
従来からひろく行われてきた方法で,薬剤としては,アルキル化剤が主流を占めているが,近年その高い変異原性のゆえに急性転化に導く引金となる可能性が論じられるようになり,代わりに変異原性をほとんど有しない代謝拮抗剤が再評価されつつある.
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