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遺伝子工学と内科学—基礎的理解から臨床応用の最先端を探る
村松 正実
1
,
高久 史麿
2
1東京大学医学部・第1生化学
2東京大学医学部第3内科
pp.922-934
発行日 1985年5月10日
Published Date 1985/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402219768
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高久 分子生物学というと非常に範囲が広くなりますが,いま多くの人が興味を持っているのは,遺伝子工学的なテクノロジーを内科学の診断,さらには治療に応用するということではないかと思います.この方面はおそらく今後の内科学の1つの大きな流れになっていくのではないかと思います.そこで本日は,ご専門の村松先生においでいただいて,遺伝子工学,細胞工学とはどういうものか,まず簡単にご説明を願い,次にその遺伝子工学,細胞工学が現在すでに内科学の臨床的な診断,治療の面にどのように応用されているか,さらには今後どういう方向に応用されていこうとしているかということについて,現実と将来の夢の両方を語っていただければと思います.
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