今月の主題 心不全診療の動向
特異性のある心不全の診断と治療
先天性心疾患
中沢 誠
1
1東京女子医科大学付属日本心臓血圧研究所・小児科
pp.78-80
発行日 1985年1月10日
Published Date 1985/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402219584
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先天性心疾患による心不全は,新生児幼若乳児期に発症することが多い.その病態は短絡による容量負荷,閉塞性病変による圧負荷,両者の合併,低酸素血症による修飾,胎児循環から成人循環への適応障害と多岐にわたる(図1).以下,各病態治療の基本的な考え方と方法を示す.
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