診療基本手技
—研修医のためのノート—処方箋の書き方
西崎 統
1
1聖路加国際病院内科グループ
pp.1514-1515
発行日 1984年8月10日
Published Date 1984/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402219192
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臨床研修がはじまったばかりの頃は,受持患者の薬物療法にあたって薬剤名,投与量,投与方法などは病棟主治医(オーベン),あるいは先輩レジデントの言うがままにただ単に書くだけで,処方箋の書き方をきめ細かく教わることはまずないものと思われる.つまり,これらは耳学問と経験の積み重ねによって身につけてきたものと言える.
しかし,正しい意味の投薬が患者に行われるためには処方箋の内容,処方略号やそれに関する規定についての基本的な理解が必要である.
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