今月の主題 気管支喘息—病態から治療まで
急性発作
発作の病態とgrading
水谷 明
1
Akira Mizutani
1
1愛知県立看護短期大学
pp.632-635
発行日 1984年4月10日
Published Date 1984/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218989
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現在,気管支喘息は,"各種刺激に対する気道反応性の増加,および努力呼出で呼出障害が認められ,その重症度が自然に,あるいは治療によって変化するもの(ATS & ACCP,1975)"として理解されている.そしてこの可逆性の気道狭窄をもたらす主要因子は,①気管支平滑筋の攣縮,②気管支粘膜の浮腫,③気道内分泌の亢進の3者に帰せられている.
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