今月の主題 新しい栄養療法
栄養アセスメントと治療計画
理学的アセスメント
佐藤 真
1
,
山崎 忠光
2
Makoto Sato
1
,
Tadamitsu Yamasaki
2
1新潟大学医学部・第1外科
2順天堂大学医学部・第1外科
pp.14-15
発行日 1984年1月10日
Published Date 1984/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218841
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問診
栄養評価の最初の段階で行われる重要な仕事は,病歴の聴取と理学所見の把握である.これらによりほとんどの栄養状態が把握できるといっても過言ではない.Grant1)らは病歴を聴取する際のポイントとして次のことをあげている.すなわち,最近の体重の変化,下痢・嘔吐の有無,最近受けた手術や外傷,肝,代謝疾患などの慢性疾患の有無,食事摂取状況,消化器疾患の有無,生活状況,薬剤の服用などである.
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