アメリカの医療 米国家庭医学の発展・最終回
米国の卒後医学教育認可機構—その自主性
木村 隆徳
1
Takanori Kimura
1
1伊予病院
pp.470-471
発行日 1983年3月10日
Published Date 1983/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218197
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持続的包括的医療の実施者―プライマリ・ケア医―の大量・急速な養成を勧告したMillis委員会は,また持続的な医学教育検討を行うべき中央団体が必要であると強調し,それまでの米国医師会医学教育理事会(Council On Medical Education)の権威に勝り,より全体的な企画と諸種機関の統合をはかることのできるものでなければならないとしました.それには政府の直接介在を排し,医学団体自身の自主的なものでなければならないという大原則にのっとったことはいうまでもありません.
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