臨床メモ
第3世代のセファロスポリンの使用法
高橋 幸則
1
,
北原 光夫
2
1東京都済生会中央病院・内科
2慶應義塾大学医学部・内科
pp.313
発行日 1983年2月10日
Published Date 1983/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218159
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従来のcephalosporinに比べて,第3世代のセファロスポリン抗生物質は抗菌範囲がさらにひろがっており,β-lactamaseに安定性を増しているのが特徴である.また,髄液への移行が他のセファロスポリンに比し良好であることが,もう1つの際立った利点である.
現在,使用されている第3世代のセファロスポリンはcefotaxime(クラフォラン,セフォタックス),ceftizoxime(エポセリン),cefmenoxime(ベストコール),cefoperazone(セフォビッド),latamoxef(シオマリン),cefsulodin(タケスリン)などがあげられる.
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