今月の主題 免疫からみた腸疾患
腸疾患の臨床
消化管アレルギー
近藤 元治
1
,
山本 実
1
,
福本 圭志
1
Motoharu Kondo
1
,
Minoru Yamamoto
1
,
Keishi Fukumoto
1
1京都府立医科大学・第1内科
pp.222-224
発行日 1983年2月10日
Published Date 1983/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218142
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たえず外来抗原に曝されている消化管の食事摂取による障害は,①細菌や添加物の中毒,②先天的酵素欠損による不耐症,③体液性・細胞性免疫機序,④非特異的な免疫反応類似のヒスタミン遊離や補体系・リンパ系活性化産物などがある.通常③,④が消化管アレルギーとして理解されている.
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