臨時増刊特集 目でみるトレーニング―新作問題248題とその解説
問題
脳波(219〜226)
大友 英一
1
,
濱口 勝彦
2
,
大野 良三
2
Eiichi Otomo
1
,
Katsuhiko Hamaguchi
2
,
Ryozo Ohno
2
1浴風会病院
2埼玉医科大学・神経内科
pp.2356-2363
発行日 1982年12月5日
Published Date 1982/12/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218047
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63歳,男.47歳頃より冬季の咳,痰が増強し,労作時息切れが出現した.また手の振戦も出現した.56歳頃より,一年中咳,痰があり,仕事中居眠りが多くなった.61歳時発熱があり,肺炎といわれ,4日ほど昏睡に陥ったことがある.
労作時呼吸困難,手の振戦が増強し入院した.傾眠状態で,口唇にチアノーゼ,喘鳴があり,肺野全体に乾性ラ音を聴取し,脳波は図に示す如くであった.
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