Japanese
English
特集 失語症研究カンファレンス
失語症と脳波
Aphasia and Electroencephalography
大友 英一
1
Eiichi Otomo
1
1浴風会病院内科
1The Yokufukai Geriatric Hospital
pp.166-168
発行日 1971年6月30日
Published Date 1971/6/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431904702
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発作後1年以上を経た老年者(60才以上)の陳旧性片麻痺および不全片麻痺患者の異常脳波出現率は56〜60%であり1)その異常もfocalなものよりもむしろdiffuseなものがはるかに多く,老年者神経疾患患者全体についてみるとfocusの出現率は10%以下であることはすでに報告2)した。
陳旧性片麻痺および不全片麻痺例で異常脳波を示す場合,所見上左右差の明らかな例は意外に少いものである。
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