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オスラー博士の生涯・106
古き人文学と新しき科学 その2—1919年5月,オックスフォードでの古典協会の会長講演
The Old Humanities and the New Science
日野原 重明
1
,
仁木 久恵
1
Shigeaki Hinohara
1
,
Hisae Niki
1
1聖路加看護大学
pp.948-956
発行日 1982年5月10日
Published Date 1982/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402217776
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以下は英国の古典を愛する人文学者や文化人の集りである古典協会で行われた講演の続篇である.前篇は新しい科学の発足,科学の参与した世界大戦の悲劇,科学が古典から学ぶもの,人文学への厳しい批判が述べられた.
以下に紹介する講演の後半(IIIの部)は,オスラーの厳しい科学及び文明批判,科学と哲学の融合,そしてヒポクラテスの精神の具現への情熱であり,オスラーの生涯の思想の総まとめといえよう.
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