今月の主題 内科医に必要な脳神経外科の知識
脳腫瘍
下垂体腫瘍とホルモン
魚住 徹
1
,
森 信太郎
1
Tohru UOZUMI
1
,
Shintaro MORI
1
1広島大学医学部・脳神経外科
pp.2266-2269
発行日 1980年12月10日
Published Date 1980/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216954
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
下垂体腫瘍といえば10年くらい前までは視交叉部腫瘍の一部のように取り扱われていた.その後下垂体ホルモンのradioimmunoassayによる直接測定の発達と神経放射線学的診断法の進歩(polytomography, CT13)など)に加えてtranssphenoidal surgeryの発達によりfunctioningm adenomaの早期発見と根治療法が目覚ましく進歩した9,12).
Copyright © 1980, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.