臨時増刊特集 これだけは知っておきたい診断のポイント
IX.血液疾患
顆粒球機能異常症 VS 免疫不全症
松浦 良二
1
,
臼井 朋包
1
Ryoji MATSUURA
1
,
Tomofusa USUI
1
1広島大学医学部・小児科
pp.2044-2045
発行日 1980年11月20日
Published Date 1980/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216869
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- 文献概要
なぜ鑑別が問題となるか
ともに乳幼児期より重篤な感染を反復するが,一部の疾患では早期の適切な治療が奏効する.また,T細胞系の免疫不全に対するvaccination,輸血によるgraft versus host reaction(GVH)は致命的であり,早期に診断を要する.
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