今月の主題 消化管ホルモンの基礎と臨床
エンサイクロペディア
Gastric Inhibitory Polypeptide
戸部 隆吉
1
1京大第1外科
pp.2220
発行日 1979年12月10日
Published Date 1979/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216316
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化学構造,分子量
Brown, J. C. が明らかにしたGastric Inhibitory Polypeptide(GIP)の化学構造は,アミノ酸基を43個有し,分子量5,105で,そのアミノ酸配列は,図に示すようにセクレチン,グルカゴン,VIP(vasoactive intestinal peptide)と共通の部分がきわめて多い.Brownの構造式に従った合成GIPは,矢島らによって,初あて合成された.
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