心臓病診断へのアプローチ—問診を中心に
問診の価値
石川 恭三
1
,
広木 忠行
2
,
前田 如矢
3
1杏林大内科
2福岡大第2内科
3阪市大第1内科
pp.562-568
発行日 1976年4月10日
Published Date 1976/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206535
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高度の診断手技を用いなくても,聴診器と簡単な診察でかなり正確に心臓病の診断はできるものである.そのためには一定の順序に従って診察するという習慣を身につけておくことが必要である.問診,理学的所見,検査所見などを綜合して初診時診断を下すわけであるが,とりわけ問診の仕方の上手・下手により診断の正確度が左右される.そこで,問診を中心とした心臓病診断へのアプローチの実際について鼎談を企画した.
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