看護□臨床検査
十二指腸液検査
小酒井 望
1
1順天堂大学
pp.65
発行日 1966年11月1日
Published Date 1966/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912937
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十二指腸液検査は肝臓,胆のう,胆道,膵臓の病気の場合に行なわれる。十二指腸ゾンデを飲ませて,その先端を十二指腸に達せしめ,十二指腸液を採取するのであるが,採取する液は主として十二指腸内へ流入した胆汁である。そしてまた胆汁排泄促進剤をゾンデを通して十二指腸内へ注入し,十二指腸内へ流入して来た胆汁を採取するのである。したがって十二指腸液検査は胆のう,胆道の病気を疑う場合には,欠かすことのできない検査である。
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