カラー・グラフ 臨床医のための病理学
XXIV.内分泌疾患,寄生虫
金子 仁
1
1日本医大老研基礎部
pp.1238-1239
発行日 1975年7月10日
Published Date 1975/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206141
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このシリーズもいよいよ最終段階に入り,2回に分けて,内分泌疾患,寄生虫,奇形の症例を提示する.
内分泌疾患はクッシング症候群(Cushing's syndrome)およびアルドステロン症(aldosteronism)を示す.ともに副腎皮質の腺腫や過形成が原因である.前者では肥満,高血圧,糖尿などが起こり,後者では筋疲労,高血圧,低カリウム血症などが主である.
他に副腎髄質の神経芽細胞腫(neuroblastoma),バセドウ病を示す.
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